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平成30年(2018)年01月期 無線工学A A-06

平成30年(2018)年01月期 無線工学A A-06

A−6次の記述は、我が国の地上系デジタル方式標準テレビジョン放送の標準方式に用いられる直交周波数分割多重(OFDM)方式において、OFDM信号を正しく受信するために必要な同期の原理について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1)OFDM方式では、送信側のシンボルの区切りと同じタイミングを検出するためのシンボルに対する同期、送信側で送られた搬送波と同一周波数にするための搬送波周波数に対する同期及びAフーリエ変換処理に必要な標本を生成するための標本化周波数に対する同期がそれぞれ必要である。(2)シンボルに対する同期は、シンボルの前後にある同じ情報を利用してとることができる。具体的な方法としては、受信したOFDM信号と、それを1有効シンボル期間長分遅延させた信号との積をとりBすれば、遅延させた信号のシンボルのガードABCインターバル期間のみは、受信したOFDM信号のシンボルの後半の一部分と相関が1離散積分振幅ある(同じ波形)ため出力が現れる。この相関値を演算し、ピークを求めることに2離散微分振幅よってシンボルの区切りを検出できる。3離散積分位相(3)搬送波周波数に対する同期及び標本化周波数に対する同期は、(2)と同様にガー4逆離散微分位相ドインターバル期間の相関を利用し、搬送波周波数及び標本化周波数の誤差によ5逆離散積分振幅って生じる信号間のCの差を利用してとることができる。(FA001‑2)

答え:3


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