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一陸技 令和3年(2021)年07月期1 無線工学A A-07

一陸技 令和3年(2021)年07月期1 無線工学A A-07

次の記述は、図に示すBPSK復調器に用いられる基準搬送波再生回路の原理的な構成例において、基準搬送波の再生等について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、入力のBPSK波eiは、振幅を1〔V〕、搬送波の周波数をfc〔Hz〕とし次式で表されるものとする。また、2値符号をs(t)とし、デジタル信号が“0”のとき0、“1”のとき1の値をとるものとする。ei=cos{2πfct+πs(t)}〔V〕BPSK波ei2逓倍回路ⅠeoBPF位相比較回路ループフィルタVCOfc基準搬送波2逓倍回路ⅡPLLを2逓倍回路Ⅰで二乗すると、その出力eoは、次式で表される。ただし、2逓倍回路Ⅰの利得は1(真数)とする。eo=12+12×cos{2π(2fc)t+2πs(t)}〔V〕を2逓倍回路Ⅰで二乗することによってeiの位相がデジタル信号に応じてπ/2〔rad〕変化しても、同相になる。逓倍回路Ⅰの出力には、直流成分や雑音成分が含まれているので、帯域フィルタ(BPF)で2fc〔Hz〕の成分のみを取り出PLLを用いることによって、きれいな基準搬送波が再生される。においてVCOの発振周波数を制御し基準搬送波を再生する際、信号の位相が一意に定まらない“位相不確定性”が生じ、逓倍回路Ⅰ及びⅡを4逓倍回路に置き換えれば、QPSK波の基準搬送波再生回路の構成例とすることができる。(FA307-2)

答え:2


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