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平成29年(2017)年01月期 無線工学A A-14

平成29年(2017)年01月期 無線工学A A-14

A-14次の記述は、雑音が重畳しているBPSK(2PSK)信号を理想的に同期検波したときに発生するビット誤り等について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、BPSK信号を識別する識別回路において、図のように符号が“0”のときの平均振幅値を〔V〕、“1”のときの平均振幅値を-〔V〕として、分散が〔W〕で表されるガウス分布の雑音がそれぞれの信号に重畳しているとき、符号が“0”のときの振幅xの確率密度を表す関数を()、“1”のときの振幅の確率密度を表す関数を()及びビット誤り率をとする。(1)図に示すように、雑音がそれぞれの信号に重畳しているときの振幅の正負によって、符号が“0”か“1”かを判定するものとするとき、ビット誤り率は、符号“0”と“1”が現れる確率を1/2ずつとすれば、判定点(=0〔V〕)からはみ出す面積及びにより次式から算出できる。=(1/2)×(A)(2)誤差補関数(erfc)を用いるとは、=(1/2)×erfc(A/√2)で表せる。同式中の(A/22)は、(/(2))であり、とは、それぞれベースバンドにおける信号電力と雑音電力であるから、それらの比であるSNR(真数)を用いて(/(2))を表すと、(B)となる。また、このSNRを搬送波周波数帯における搬送波電力と雑音電力の比であるCNRと比較すると理論的にCNRの方が3〔dB〕C値となる。ABC確率密度1×√2SNR高い判定点2×SNR/2低い3+√2SNR高い()()4+SNR/2低い振幅5+SNR/2高い-0“1”“0”〔V〕

答え:4


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