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平成29年(2017)年01月期 無線工学A A-01

平成29年(2017)年01月期 無線工学A A-01

A-1次の記述は、我が国の地上系デジタル方式の標準テレビジョン放送に用いられるガードインターバルの原理的な働きについて述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、親局の放送波及び中継局の放送波のデジタル信号は完全に同一であるものとする。(1)ガードインターバルを用いることにより、中継局で親局と同一の周波数を使用する(SFN:SingleFrequencyNetwork)ことが可能である。ガードインターバルは、送信側においてOFDM(直交周波数分割多重)セグメントをAした出力データのうち、時間的にB端の出力データを有効シンボルのCに付加することによって受信が可能となる期間を延ばし、有効シンボル期間において「シンボル間干渉なく正しく受信すること」ができるようにするものである。(2)図は、受信点において、親局からの放送波に対してτ〔s〕遅延した中継局からの放送波が同時に受信された場合のそれぞれの放送波を分離して示したものである。この図は、親局の放送波の有効シンボル期間分の情報を「シンボル間干渉なく正しく受信すること」がDとなる場合を示している。ただし、親局の放送波のデジタル信号が次のシンボルに変化してから、中継局の信号が遅れて変化するまでの時間が、ガードインターバル内に入れば、親局の放送波の有効シンボル期間分の情報を「シンボル間干渉なく正しく受信すること」が可能であるものとし、一方で、ガードインターバルを超えると親局の放送波の有効シンボル期間分の情報を「シンボル間干渉なく正しく受信すること」が不可能となるものとする。ABCD受信点における親局からの放送波12逆高速フーリエ変換(IFFT)逆高速フーリエ変換(IFFT)後後前前可能不可能ガードインターバル有効シンボル(デジタル信号)ガードインターバル有効シンボル(デジタル信号)3高速フーリエ変換(FFT)前後不可能受信点における中継局からの放送波45高速フーリエ変換(FFT)高速フーリエ変換(FFT)前後後前可能可能ガードインターバル有効シンボルガードインタ(デジタル信号)ーバル(デジタル信号)有効シンボルτ時間〔s〕

答え:1


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