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平成28年(2016)年07月期 無線工学A A-15

平成28年(2016)年07月期 無線工学A A-15

A-15次の記述は、パルス符号変調(PCM)方式において生ずる雑音について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。1折り返し雑音は、入力信号の帯域制限が不十分なとき生ずる。2補間雑音を生じさせないためには、原理的に標本化パルス列の復調に理想的な特性の高域フィルタ(HPF)が必要である。3量子化雑音による回線品質を表す信号対量子化雑音比(S/NQ)の値は、量子化ステップ数が増えれば大きくなる。4周波数が26〔kHz〕の単一正弦波を標本化周波数が48〔kHz〕の標本化回路に入力し、その出力を24〔kHz〕の理想的な低域フィルタ(LPF)に通したとき、原理的に低域フィルタ(LPF)の出力に生ずる折り返し雑音の周波数は、22〔kHz〕である。5アパーチャ効果は、標本化パルスのパルス幅が有限の値を持つために生ずる。アパーチャ効果が生ずると、標本化パルス列に含まれるアナログ信号の高域の周波数成分が減衰する。(FA807-4)

答え:2


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