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平成26年(2014)年01月期 無線工学A B-05

平成26年(2014)年01月期 無線工学A B-05

B-5次の記述は、BPSKやQAM変調方式における帯域制限の原理について述べたものである。内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、図2及び図3の横軸の正規化周波数fTは、周波数f〔Hz〕を1/T〔Hz〕で正規化したものであり、図2の縦軸の正規化振幅スペクトルは、|/|を表す。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)図1のパルスの高さ1、シンボル周期をT〔s〕とする矩形波のベースバンドデジタル信号ℎのスペクトルは、フーリエ変換により次式で1,-T/2≤t≤T/2表される。ℎ==∞∞ℎeπ=T×アT{0,t<-T/2並びにT/2<t(2)(1)のフーリエ変換した正規化振幅スペクトル(|/|)は、図2に1示す形状で周波数イ〔Hz〕を中心として無限に広がる。よって、このℎ制限が必要になる。で搬送波を変調すると同じスペクトル形状で帯域が広がるため、帯域図1-T/20ベースバンドデジタル信号ℎT/2(3)ℎをフィルタを用いて帯域制限し、ウ干渉を生じないようにす1.0るためには、フィルタのインパルス応答がシンボル周期T〔s〕の整数倍の正干渉が零であることをいう。インパルス列を伝送し、受信パルスの中央で行う瞬時検出に対して時刻ごとにゼロクロスしなければならない。このことは、ナイキスト間隔でウ規化振幅ペス0.5α=0の時の通過帯域幅(4)(3)の基準を満足するロールオフフィルタは、図3に示すような特性を有クし、ロールオフファクタαは、0≤α≤1の値をとる。ロールオフフィルタトルの出力の周波数帯域幅は、αが小さいほどエなるが、半面、振幅変動0-3-2-10123が大きくなり、シンボル判定のタイミングがずれるとウ干渉特性の正規化周波数(fT)劣化が大きくなる。なお、αは、帯域制限の傾斜の程度を示す係数であり、図2ℎのスペクトル(絶対値)図3では、α=1.0、α=0.5及び理想矩形フィルタとしてα=0の特性を示している。1.0(5)無線伝送では、ℎをロールオフフィルタで帯域制限した信号で搬送波正理想矩形フィルタα=0を変調するので、その周波数帯域幅は、シンボル周期T〔s〕及びαで表す規と、周波数帯域幅=オ〔Hz〕となる。なお、図2では、図3に示す化0.5α=0のときの通過帯域幅をℎのスペクトル(絶対値)に重ねて示してい通過α=0.5α=1.0る。量1マルチパス2狭く3ππ40500図30.25ロールオフフィルタの特性0.5正規化周波数(fT)0.751.06シンボル間7広く8ππ910(FA601-7)

答え:3,4,6,2,10


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