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令和元年(2019)年07月期 無線工学B B-05

令和元年(2019)年07月期 無線工学B B-05

B-5次の記述は、無損失給電線上の定在波の測定により、アンテナの給電点インピーダンスを求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、給電線の特性インピーダンスをZ0〔Ω〕とする。(1)給電点からl〔m〕だけ離れた給電線上の点の電圧V及び電流Iは、給電点の電圧をVL〔V〕、電流をIL〔A〕、位相定数をβ〔rad/m〕とすれば、次式で表される。V=VLcosβl+jZ0ILsinβl〔V〕・・・・・・①I=ILcosβl+j(VL/Z0)sinβl〔A〕・・・・・・②したがって、給電点インピーダンスをZL〔Ω〕とすると、給電点からl〔m〕だけ離れた給電線上の点のインピーダンスZは、式①と②から次式で表される。Z=V/I=ア〔Ω〕・・・・・・③(2)電圧定在波の最小値をVmin、電流定在波の最大値をImax、入射波電圧をVf〔V〕、反射波電圧をVr〔V〕及び反射係数をΓとすれば、VminとImaxは、次式で表される。Vmin=イ〔V〕・・・・・・④Imax=ウ〔A〕・・・・・・⑤(3)給電点からの電圧定在波の最小点までの距離lminの点は、電流定在波の最大になる点でもあるから、この点のインピーダンスZmin〔Ω〕は、Z0と|Γ|を用いて、次式で表される。Zmin=(エ)×Z0=Z0/S・・・・・・⑥ここで、Sは電圧定在波比である。(4)式③のlにlminを代入した式と式⑥が等しくなるので、ZLは、次式で表される。ZL=オ〔Ω〕上式から、Sとlminが分かれば、ZLを求めることができる。1(βlβl)2|||Γ|)3|||Γ|)4|Γ||Γ|5(βlβl)6(βlβl)7|||Γ|)8|||Γ|)9|Γ||Γ|10(βlβl)

答え:1,7,8,4,10


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