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一陸技 令和4年(2022)年07月期2 無線工学A A-14

一陸技 令和4年(2022)年07月期2 無線工学A A-14

次の記述は、雑音が重畳しているBPSK信号を理想的に同期検波したときに発生するビット誤り等について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、BPSK信号を識別する識別回路において、図のように符号が“0”のときの平均振幅値をA〔V〕、“1”のときの平均振幅値を-A〔V〕として、分散がσ〔W〕で表されるガウス分布の雑音がそれぞれの信号に重畳しているとき、符号が“0”のときの振幅xの確率密度を表す関数をPx、“1”のときの振幅xの確率密度を表す関数をPx及びビット誤り率をPとする。なお、負荷抵抗を1〔Ω〕とする。(1)図に示すように、雑音がそれぞれの信号に重畳しているときの振幅の正負によって、符号が“0”か“1”かを判定するものとするとき、ビット誤り率Pは、符号“0”と“1”が現れる確率を1/2ずつとすれば、判定点(x=0〔V〕)からはみ出す面積P及びPにより次式から算出できる。P=(1/2)×(A)(2)誤差補関数(erfc)を用いるとPは、P=(1/2)×erfc(A/√2σ)で表せる。同式中の(A/2σ2)は、(A/(2σ))であり、搬送波周波数帯における搬送波電力はA2/2、雑音電力はσであるから、それらの比であるCNR(真数)を用いて(A/(2σ))を表すと、(B)となる。また、このCNRをベースバンドにおける信号電力と雑音電力の比であるSNRと比較すると理論的にCNRの方が3〔dB〕C値となる。確率密度判定点PxPPPx振幅-A0A〔V〕“1”“0”x

答え:2


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