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一陸技 令和4年(2022)年07月期2 無線工学A A-03

一陸技 令和4年(2022)年07月期2 無線工学A A-03

次の記述は、FSK変調方式について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1)FSK変調において、2値のデジタル信号が“0”のときの周波数をf1、位相をφ1、“1”のときの周波数をf2、位相をφ2とすると、FSKにより変調された信号はそれぞれS0(t)=Acos(2πf1t+φ1)、S1(t)=Acos(2πf2t+φ2)となる。(Aは振幅)(2)ここで、S0(t)とS1(t)がたがいに干渉しない(直交する)条件は、シンボル長をTとすると次式が成り立つ必要がある。StStdtA2cos2πfftφφdtA2cos2πfftφφdt0(3)f1とf2は十分大きいので第1項は無視できるとし、信号切り替え時(積分開始点t=0)では位相が連続(φ1=φ2)とすると、第2項が0となるための直交条件は2π(f1-f2)T=A(nは任意の整数)である。ここで、(f1-f2)Tは変調指数を表しており、直交条件を満足し周波数スペクトルの広がりが最も小さい変調指数Bの位相連続FSKをMSKと呼ぶ。(4)MSKはFSKのなかで最も帯域幅が狭くてすむ信号であるが、ベースバンド信号にガウスフィルタをかけてMSK変調を行う方式をGMSK(GaussianfilteredMSK)と呼び、MSKの利点を生かしつつさらにCが図れる。

答え:4


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