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一陸技 令和4年(2022)年07月期1 無線工学A A-05

一陸技 令和4年(2022)年07月期1 無線工学A A-05

次の記述は、図に示すコスタス形搬送波再生回路を用いたQPSK同期検波回路の原理的構成例について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、I軸、Q軸成分及び各乗算器の出力式の係数は無視するものとする。(1)QPSK信号の搬送波の角周波数をωc及びデータ値に応じた位相π/4、3π/4、5π/4、7π/4〔rad〕をφ〔rad〕として、QPSK信号は、cos(ωct+φ)で表されるものとする。また、VCOの出力について、ωcからのずれをθ〔rad〕とし、cos(ωct+θ)とすると、高調波成分を取り除いたI軸及びQ軸の同期検波回路の出力成分は、それぞれcos(φ-θ)及びsin(φ-θ)となる。(2)I軸成分とQ軸成分を乗算した乗算器Xの出力はA、加算回路と減算回路の出力を乗算した乗算器Yの出力はBとなるから、乗算器Xと乗算器Yの出力を乗算した乗算器Zの出力はCであり、φがπ/4、3π/4、5π/4、7π/4〔rad〕どの位相でもDとなるため、基準搬送波の位相のずれによって決まる成分でVCOの周波数を位相制御することができる。信号受信QPSKLPFI軸成分復調出力θLPFQ軸成分Xθθθθπ/2VCO位相器加算回路I+Q減算回路I-QYZ:乗算器LPF

答え:2


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