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平成26年(2014)年07月期 無線工学A A-20

平成26年(2014)年07月期 無線工学A A-20

A-20次の記述は、AM(A3E)受信機の近接周波数選択度特性の測定系の構成例について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1)近接周波数選択度特性は、妨害波の周波数と希望波の周波数との差が比較的小さいときの選択度であり、主としてAの選択度特性によって決まる。図1において、受信機を最良の状態に調整し、AGCを断(OFF)とする。標準信号発生器は、規定の出力レベル、変調周波数及び変調度とし、その出力を擬似空中線を通して受信機に加える。標準信号発生器の出力周波数を受信機の同調周波数f0〔Hz〕の上下に変化し、受信機の出力レベルをレベル計で測定して図2に示す選択度曲線を得る。(2)選択度曲線の最大の点から一定値δ〔dB〕だけ低いレベルの二つの周波数f1〔Hz〕及びf2〔Hz〕の間隔(f2-f1)〔Hz〕を通過帯域幅といい、f2における出力レベルよりD〔dB〕低いレベルとなる周波数f3〔Hz〕とf2との差Δf〔Hz〕でDを割った発生器標準信号擬似空中線受信機AM(A3E)レベル計値をBという。δは、通常6〔dB〕の値が用いられ、そのと図1きの通過帯域幅を6dB帯域幅といい、Δf=f2-f0〔Hz〕のときのD〔dB/oct〕をCという。出力レベル〔dB〕δ図2ABC1高周波増幅器減衰定数オクターブ減衰傾度D2高周波増幅器減衰傾度シェープファクタ3中間周波増幅器減衰傾度シェープファクタ4中間周波増幅器減衰傾度オクターブ減衰傾度Δf5中間周波増幅器減衰定数シェープファクタf1f0f2f3周波数〔Hz〕(FA607-5)

答え：4

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