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一陸技 令和5年(2023)年07月期1 無線工学A A-19

一陸技 令和5年(2023)年07月期1 無線工学A A-19

次の記述は、図1に示す雑音電界強度測定器(妨害波測定器)について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)人工雑音などの高周波雑音の多くはパルス性雑音であり、その高周波成分が広い周波数範囲に分布しているため、同じ雑音でも測定器のA、直線性、検波回路の時定数等によって出力の雑音の波形が変化し、出力指示計の指示値が異なる。このため、雑音電界強度を測定するときの規格が定められている。(2)準尖頭値は、規定のBを持つ直線検波器で測定された見掛け上の尖頭値であり、パルス性雑音を検波したときの出力指示計の指示値と無線通信に対する妨害度とを対応させるために用いる。(3)パルス性雑音の尖頭値は、出力指示計の指示値に比べて大きいことが多いので、測定器入力端子から直線検波器までの回路の直線動作範囲を十分広くする必要がある。このため、図2において、直線検波器の検波出力電圧が直線性からC〔dB〕離れるときのパルス入力電圧と、出力指示計を最大目盛りまで振らせるときのパルス入力電圧の比で過負荷係数が定義され、その値が規定されている。空中線測定結合回路減衰器高周波増幅器混合器中間周波増幅器直線検波器(準尖頭値)出指示計力較正比較局部C〔dB〕発振器図1発振器検波出力指示計の出最大目盛力電圧過負荷係数〔V〕パルス入力電圧〔V〕図2パルス入力電圧に対する検波出力電圧

答え:4


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