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平成26年(2014)年07月期 無線工学A A-03

平成26年(2014)年07月期 無線工学A A-03

A-3次の記述は、デジタル通信の変調方式であるPSK及びQAMの一般的な特徴等について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、信号空間ダイアグラム(コンスタレーション)とは、信号点配置図である。1QPSK波のコンスタレーションでは、4個の信号点配置となる。2QPSK波は、変調信号に対して搬送波の位相がπ/2〔rad〕の間隔で割り当てられ、シンボル当たり2ビットの情報を送ることができる。364QAM波のコンスタレーションでは、64個の信号点配置となり、シンボル当たり8ビットの情報を送ることができる。464QAM波は、直交する二つの搬送波をそれぞれ8値を持つ多値信号により振幅変調し、それらを加算して得ることができる。5PSKは、搬送波の位相に、QAMは、搬送波の振幅と位相に情報が乗っている変調方式であり、多値化するに従って、隣り合う信号点間距離が狭くなるので原理的に伝送路等におけるノイズやひずみによるエラーが起こりやすくなる。

答え:3


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