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平成26年(2014)年07月期 無線工学A A-01

平成26年(2014)年07月期 無線工学A A-01

A-1次の記述は、セルラー方式の移動通信システムの通信規格の一つであり、LTE(LongTermEvolution)と呼ばれる我が国のシングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)方式携帯無線通信を行う無線局等について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。1LTEでは、陸上移動局(携帯端末)から基地局へ送信する場合、ピーク電力対平均電力比(PAPR)の低減が可能なSC-FDMAが用いられているため、送信電力増幅器の電力消費を抑えることにつながり、携帯端末の省電力化や送信電力増幅器の低廉化が可能となる。2LTEは、基地局から陸上移動局(携帯端末)へ送信を行う場合、直交周波数分割多重(OFDM)方式が用いられる。3直交周波数分割多重(OFDM)方式は、各サブキャリア信号のシンボル時間が遅延スプレッドに比較して相対的に長くなるので、マルチパス遅延波による干渉を低減することができる。4直交周波数分割多重(OFDM)のようなマルチキャリア方式では、それぞれのサブキャリア信号の変調波がランダムにいろいろな振幅や位相をとり、一般的に、シングルキャリア方式に比較して信号のピーク電力対平均電力比(PAPR)が低くなるため、高性能な線形出力特性を持つ送信電力増幅器が必要となる。5基地局から携帯端末へ送信を行う回線においては、無線フレーム長を短縮することにより、接続遅延や制御遅延などの短縮が可能となり、低遅延の無線ネットワークを実現している。

答え:4


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