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一陸技 令和5年(2023)年07月期2 無線工学A A-08

一陸技 令和5年(2023)年07月期2 無線工学A A-08

次の記述は、図に示すクワドラチャ検波器の原理的な構成例について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、入力の周波数変調波をe、移相器の出力をe2、掛け算器の出力をe0とし、移相器は理想的に動作するものとする。入力ee掛け算器低フィルタ域出力e(LPF)移相器eの移相特性は、eの周波数が高くなるとeの衝撃係数(デューティレシオ)が小さくなるような特性を持つ。の周波数が搬送波の周波数の近傍では、eの移相量はeの周波数偏移に応じて変化する。の周波数が搬送波の周波数に等しいとき、eの移相量がπ/2〔rad〕になるようにする。e及びeの波形は正弦波である必要はなく、振幅制限された矩形波としてもよい。の一周期における平均レベルは、eの周波数偏移に応じて変化するので、低域フィルタ(LPF)を通すと信号波が得られる。

答え:1


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