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平成29年(2017)年07月期 無線工学A B-05

平成29年(2017)年07月期 無線工学A B-05

B−5次の記述は、図に示す構成例によるデジタル処理型のAM(A3E)送信機の動作原理について述べたものである。内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、PA‑1〜PA‑23は、それぞれ同一の電力増幅器(PA)であり、100%変調時には、全てのPAが動作するものとする。また、搬送波を波形整形した矩形波の励振入力が加えられた各PAは、デジタル信号のビット情報により制御されるものであり、MSBは最上位ビット、LSBは最下位ビットである。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)入力の音声信号に印加される直流成分は、無変調時のアを決定する。(2)直流成分が印加された音声信号は、12ビットのデジタル信号に変換され、おおまかな振幅情報を表すイ側の4ビットと細かい振幅情報を表すウ側の8ビットに分けられる。イ側の4ビットは、エンコーダにより符号変換され、PA‑1〜PA‑15に供給される。ウ側の8ビットは、符号変換しないでPA‑16〜PA‑23に供給される。(3)PA‑16〜PA‑23の出力は、図に示すように電力加算部のトランスの巻線比を変えてPAの負荷インピーダンスを変化させることにより、それぞれ1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64、1/128、1/256に重み付けされ、電力加算部でPA‑1〜PA‑15の出力と合わせて電力加算される。その加算された出力は、エを通すことにより、振幅変調(A3E)された送信出力となる。(4)送信出力における無変調時の搬送波電力を400〔W〕とした場合、PA‑1〜PA‑15それぞれが分担する100%変調時の尖頭(ピーク)電力は、約オ〔W〕となる。ただし、D/A変換の役目をする電力加算部、エは、理想的に動作するものとする。入力音声+A/D変換器12ビットイPA‑1PA‑2側4ビット電力加算部N:1N:1信号エ直流成分エンコーダN:1エンコーダ:入力の4ビットデータの内容によPA‑15N:1り、制御(動作)するPAを定める役目ウ側8ビットPA‑17PA‑164N:12N:1送信出力をする。例えば、4ビットデ―タがあればPA‑1とPA‑2を動作、・・・、11110001であればPA‑1を動作、0010でPA‑1〜PA‑23:スイッチング型であればPA‑1〜PA‑15を動作させる。電力増幅器PA‑23256N:1N:巻数1送信出力2MSB3同相軸4高域フィルタ(HPF)5256電力効率7LSB8直交軸9帯域フィルタ(BPF)10100(FA907‑7)

答え:1,2,7,9,10


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