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平成27年(2015)年07月期 無線工学A A-15

平成27年(2015)年07月期 無線工学A A-15

A−15次の記述は、図に示すマイクロ波の高速デジタル通信における最小振幅偏差形スペースダイバーシティ受信装置の動作原理について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)広帯域伝送の高速デジタル通信において干渉性フェージングがあると、干渉波には直接波に対してAがあるので、両者が受信されたとき、受信帯域内で周波数によって振幅偏差が生じて波形ひずみが発生し、符号誤り率が劣化する。(2)アンテナ1における直接波と干渉波のBは、通常、アンテナ2における直接波と干渉波のBと異なるので、受信帯域内で振幅偏差の生ずる周波数は、それぞれのアンテナで異なる。(3)このため、受信信号スペクトルから振幅偏差検出器で数点の周波数成分を取り出し、移相器を制御して各アンテナの受信信号に含まれる干渉波成分をCで合成して受信信号帯域内の振幅偏差を最小にすることにより波形ひずみを補償することができる。アンテナ1ABC混合器1振幅差周波数特性逆相23振幅差遅延時間差伝搬路長伝搬路長逆相同相アンテナ2発振器局部合成器受信出力4遅延時間差周波数特性同相振幅偏差検出器5遅延時間差周波数特性逆相混合器移相器制御器

答え:3


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