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平成28年(2016)年01月期 無線工学の基礎 A-15

平成28年(2016)年01月期 無線工学の基礎 A-15

A–15次の記述は、図1に示すトランジスタ(Tr)を用いたエミッタホロワ回路の電圧増幅度AVを求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、Trの等価回路を図2とし、Trのh定数のうち入力インピーダンスをhie〔Ω〕、電流増幅率をhfeとする。また、入力電圧Vi〔V〕の信号源の内部抵抗を零とし、静電容量C1、C2〔F〕、抵抗R1〔Ω〕及びh定数のhre、hoeの影響は無視するものとする。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)図1の回路の等価回路は図3になる。電圧増幅度AVは、入力電圧をVi、出力電圧をVoとすると、次式で表される。AV=Vo・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・①C:コレクタ(2)Viは、次式で表される。ViVi=hieIb+{A}〔V〕・・・・・・・・・・・②B:ベースE:エミッタC1R1Tr(3)Voは、次式で表される。Vo={B}×Ib〔V〕・・・・・・・・・・・・・・・③(4)したがって、AVは式①、②、③より、次式で表される。RE:抵抗〔Ω〕Vi:入力電圧〔V〕Vo:出力電圧〔V〕信号源ViBCREE2CVAV=BC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・④V:直流電源〔V〕Voiefe(5)一般的にはh≪(1+h)Rで使用するので、式④は、EIb:ベース電流〔A〕図1AV≒1BIbCとなる。IbBCABChiehfeIb21RE(2RE(2++hie)Ibhie)Ib(1(2++hie)REhie)REhie+hie+(1+hie)RE(1+hie)EhiehfeIbE信号源ViEREVo3RE(1+hfe)Ib(1+hfe)REhie+(1+hfe)4RE(1+hfe)Ib(1+hfe)REhie+RE(1+hfe):理想電流源図35RE(1+hfe)Ib(2+hfe)REhie+RE(1+hie)図2

答え:4


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