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平成27年(2015)年07月期 無線工学B A-10

平成27年(2015)年07月期 無線工学B A-10

A-10次の記述は、図に示すコーナレフレクタアンテナについて述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、波長をλ〔m〕とし、平面反射板又は金属すだれは、電波を理想的に反射する大きさであるものとする。また、相互インピーダンスによる影響は、無視するものとする。(1)半波長ダイポールアンテナに平面反射板又は金属すだれを組み合わせた構造であり、金属すだれは半波長ダイポールアンテナ素子に平行に導体棒を並べたもので、導体棒の間隔は平面反射板と等価な反射特性を得るために約A以下にする必要がある。(2)開き角は、90度、60度などがあり、半波長ダイポールアンテナとその影像の合計数は、90度では4個、60度では6個であり、開き角が小さくなると影像の数が増え、例えば、45度では8個、30度ではBとなる。これらの複数のアンテナの効果により、半波長ダイポールアンテナ単体の場合よりも鋭い指向性と大きな利得が得られる。(3)アンテナパターンは、2つ折りにした平面反射板又は金属すだれの折り目から半波長ダイポールアンテナ素子までの距離d〔m〕によって大きく変わる。理論的には、開き角が90度のとき、d=Cでは指向性が二つに割れて正面方向では零になり、d=Dでは主ビームは鋭くなるがサイドローブを生ずる。一般に、単一指向性となるようにdをλ/4~3λ/4の範囲で調整する。ABCD開き角1λ/510個3λ/2λ/2半波長ダイポール2λ/516個λ3λ/2アンテナ3λ/104λ/1016個12個3λ/23λ/2λλd平面反射板(金属すだれ)5λ/1012個λ3λ/2

答え:5


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