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二陸技 令和3年(2021)年07月期 無線工学A A-15

二陸技 令和3年(2021)年07月期 無線工学A A-15

次の記述は、ブロック符号を例にして、誤り訂正符号の生成及び誤り検出・訂正の原理について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)送信側では、受信側へ送信する情報データに対してAを計算し、その計算したAを情報ビットに付加して符号語を生成する。例えば、生成した符号語S1とS2を受信側へ伝送したとき、その伝送路上でさまざまなノイズの影響を受け、S1のd個のビットが反転してS1とS2が同じものとなった場合は、受信側では誤ってS1をS2と判断してしまう。この場合の送信側のS1とS2間のハミング距離は、Bである。(2)図は、ハミング距離の空間について、S1とS2のビットがそれぞれt個反t転したときの範囲を円で示している。S1とS2のハミング距離の最小距離をdmintdminとすると、一般に、dmin≧Cであれば、図に示すようにハミンS1S2グ距離の空間内で、S1とS2を中心とする半径tの円は互いに交わったり接したりすることがない。よって、S1とS2が、受信側の誤り検出・訂正によって間違えずに見分けられるために許される誤りの数は個以下であることがわかる。t1(3)一般に、ブロック符号では、送信側のS1とS2間のハミング距離を必ず1C以上になるように工夫してAを計算して情報ビットに付加し1送信する。受信側では、任意の符号語間のハミング距離がC以上と1わかっているからt個以下の誤りを訂正できる。1(GA307-3)

答え:5


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