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一陸技 令和5年(2023)年01月期2 無線工学の基礎 A-01

一陸技 令和5年(2023)年01月期2 無線工学の基礎 A-01

次の記述は、図に示す無限長ソレノイドコイルSの磁界の強さをアンペアの周回路の法則を用いて求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、Sの外部の磁界の強さは零とする。またSの軸長1〔m〕当たりのコイルの巻数をNとし、Sに流れる直流電流をI〔A〕とする。(1)Sの構造及び流す電流の方向から、Sの内部の磁界は、図のx方向のみであり、y方向の磁界は零である。(2)Sの内部に閉路a→b→c→d→aを作り、この閉路にab及びcd上の磁界の強さをHab〔A/m〕及びHcd〔A/m〕としてアンペアの周回路の法則を適用すると、次式が成り立つ。(ab×Hab)-(cd×Hcd)=A〔A〕・・・・・・・・・①(3)式①よりSの内部の磁界の強さは一様になるので、その強さをH〔A/m〕とし、Sの内部から外部にわたって閉路e→f→g→h→eを作り、アンペアの周回路の法則を適用すると、次式が成り立つ。ef×H=B〔A〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・②(4)したがって、H=C〔A/m〕となる。N1〔m〕SIyx:Sの軸の方向aHabby:xと直角の方向dHcdceHfx××××××h×××××g×ab、cd、efab、cd、efbc、da、fg及び及び及びghghheははxyに平行に平行はそれぞれの長さ〔m〕:電流の方向は、紙面の裏から表の方向とする。×:電流の方向は、紙面の表から裏の方向とする。

答え:1


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