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一陸技 令和3年(2021)年07月期2 無線工学A B-04

一陸技 令和3年(2021)年07月期2 無線工学A B-04

次の記述は、検波の基本的な過程について述べたものである。内に入れるべき字句を下の番号から選べ。(1)振幅変化E0(t)と位相変化φ0(t)を同時に受けている被変調波s0(t)は、無変調時のs0(t)の振幅を1、初期位相を0及び高周波成分の角周波数をωcとすると、s0(t)=E0(t)cos{ωct+φ0(t)}と表される。ここで、高周波成分ωcの変化を除去し、E0(t)を直接検波するのがア検波であるが、実際に検出されるのは|E0(t)|である。(2)同期検波を行ってE0(t)またはφ0(t)をベースバンド信号として取り出すには、最初に、s0(t)に対して角周波数ωcが等しく、位相差θsが既知の搬送波ss(t)=cos(ωct+θs)を掛け合わせる。その積は、s0(t)×ss(t)=イとなる。(3)ここで、ウを除去すると、同期検波後の出力は、振幅変化分E0(t)及び両信号の位相差エの余弦に比例することになる。位相変調成分がなくφ0(t)=0のとき、出力はオに比例する。すなわち、ss(t)がs0(t)と同相(θs=0)のとき最大となり、逆に直角位相(θs=π/2)の関係にあるとき0となる。1

答え:6,2,10,3,4


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