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一陸技 令和3年(2021)年01月期2 無線工学A B-02

一陸技 令和3年(2021)年01月期2 無線工学A B-02

次の記述は、我が国の地上系デジタル放送の標準方式(ISDB-T)において、親局や放送波中継局またはフィールド等での伝送信号に含まれる雑音、歪み等の影響を評価する指標の一つであるMER(ModulationErrorRatio:変調誤差比)の原理等について述べたものである。内に入れるべき字句を下の番号から選べ。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)デジタル放送では、CNR(C/N)がある値よりもアなると全く受信できなくなる、いわゆるイ現象があるため、親局や放送波中継局等の各段のCNR劣化量を適切に把握する必要があり、その回線品質を管理する手法においてMERが利用されている。(2)MERは、デジタル変調信号を復調して、I-Q平面に展開した際、各理想シンボル点のベクトル量の絶対値を二乗した合計を、そこからの誤差ベクトル量の絶対値を二乗した合計で除算し、ウ比で表すことができる。(3)図は、理想シンボル点に対する計測シンボル点とその誤差ベクトルとの関係をQPSKの信号空間ダイアグラムを用いて例示したものである。~~(4)jをシンボル番号、Nして次式で表すことができる。をシンボル数とすると、MERは、ウ比と直交軸〔V〕Q計測シンボル点誤差ベクトル成分Ij,QjδIj,δQjMER=10log10エ〔dB〕理想シンボル点Ij,Qj(5)測定信号のCNRの劣化要因が加法性白色ガウス雑音のみで、復調法等それ以外の要因がMERの測定に影響がない場合、理論的にMERは同相軸〔V〕I(注)CNRと等価になる。MERを利用すればオCNRの信号でも精度よδIjI~jIjく測定できるため、高品質な親局装置出力等の監視に有効である。QPSK(4PSK)信号δQjQ~jQj∑Nj=1Ij2+Qj26

答え:6,10,2,8,4


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