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平成30年(2018)年07月期 無線工学A A-18

平成30年(2018)年07月期 無線工学A A-18

A−18次の記述は、搬送波零位法による周波数変調(FM)波の周波数偏移の測定方法について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)FM波の搬送波及び各側帯波の振幅は、変調指数mfを変数(偏角)とするベッセル関数を用いて表され、このうち搬送波の振幅は、零次のベッセル関数J0(mf)の大きさに比例する。J0(mf)は、mfに対して図1に示すような特性を持つ。(2)図2に示す構成例において、周波数fm〔Hz〕の単一正弦波で周波数変調したFM(F3E)送信機の出力の一部をスペクトルアナライザに入力し、FM波のスペクトルを表示する。単一正弦波の振幅を零から次第に大きくしていくと、搬送波及び各側帯波のスペクトル振幅がそれぞれ消長を繰り返しながら、徐々にFM波の占有周波数帯幅はAなる。(3)搬送波の振幅がBになる度に、mfの値に対するレベル計の値(入力信号電圧)を測定する。周波数偏移fdは、mf及びfmの値J0(mf)を用いて、fd=Cであるので、測定値から入力信号電圧対周1.00.8波数偏移の特性を求めることができ、搬送波の振幅がBとなる0.6図1ときだけでなく、途中の振幅でも周波数偏移を知ることができる。0.40.20‑0.2123456789ABC‑0.4mf1狭く極大fm/mf32狭く狭く零極大mffmmffm低周波発振器fm低域フィルタ減衰器送信機FM(F3E)擬似負荷アナライザスペクトル4広く零mffm(LPF)5広く極大fm/mfレベル計図2

答え:4


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