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平成30年(2018)年01月期 無線工学の基礎 A-14

平成30年(2018)年01月期 無線工学の基礎 A-14

A–14次の記述は、図1に示すトランジスタ(Tr)を用いたエミッタホロワ回路の電圧増幅度AVを求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、Trの等価回路を図2とし、Trのh定数のうち入力インピーダンスをhie〔Ω〕、電流増幅率をhfeとする。また、入力電圧Vi〔V〕の信号源の内部抵抗を零とし、静電容量C1、C2〔F〕、抵抗R1〔Ω〕及びh定数のhre、hoeの影響は無視するものとする。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)図1の回路の等価回路は図3になる。電圧増幅度AVは、入力電圧をVi、出力電圧をVoとすると、次式で表される。C:コレクタE:エミッタAV=Vo・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・①B:ベースC1R1TrCVi=(2)Viは、次式で表される。(3)Voは、次式で表される。ViA〔V〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・②RE:抵抗〔Ω〕Vi:入力電圧〔V〕Vo:出力電圧〔V〕信号源ViBREEC2VoVVo=B×Ib〔V〕・・・・・・・・・・・・・・・③V:直流電源電圧〔V〕(4)したがって、AVは式①、②、③より、次式で表される。Ib:ベース電流〔A〕図1AV=B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・④となる。AV≒1C(5)一般的にはhie≪(1+hfe)REで使用するので、式④は、BhieIbhfeIbC信号源BVihieIbEChfeIbEEREVoABC:理想電流源1{hie+RE(1+hfe)}IbRE(1+hfe)hie+RE(1+hfe)図32{hie+RE(1+hfe)}IbRE(1+hfe)hie+2(1+hfe)図23{hie+RE(1+hfe)}IbRE(hie+hfe)hie+2(1+hfe)4{hie+2(1+hfe)}IbRE(1+hfe)hie+2(1+hfe)5{hie+2(1+hfe)}IbRE(hie+hfe)hie+RE(1+hfe)

答え:1


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