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令和2年(2020)年01月期 無線工学A A-06

令和2年(2020)年01月期 無線工学A A-06

A-6次の記述は、2相位相変調(BPSK)の復調器に用いられる基準搬送波再生回路の原理について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1)図1において、入力のBPSK波eiは、式①で表され、図2(a)に示すように位相が0又はπ〔rad〕のいずれかの値をとる。ただし、eiの振幅を1〔V〕、搬送波の周波数をf〔Hz〕とする。また、2値符号sは“0”又は“1”の値をとり、搬送波と同期しているものとする。ei=cos2πftπs〔V〕--------①(2)eiを二乗特性を有するダイオードなどを用いた2逓倍器に入力すると、その出力eoは、式②で表される。ただし、2逓倍器の利得は1とする。eo=cos2πftπs=+×A〔V〕--------②式②の右辺の位相項は、sの値によって0又はBの値をとるので、式②は、図2(b)に示すような波形を表し、2f〔Hz〕の成分を含む信号が得られる。(3)2逓倍器の出力には、2f〔Hz〕の成分以外に雑音成分が含まれているので、通過帯域幅が非常にCフィルタ(BPF)で2f〔Hz〕の成分のみを取り出し、位相同期ループ(PLL)で位相安定化後、その出力を1/2分周器で分周して図2(c)に示すような周波数f〔Hz〕の基準搬送波を再生する。eiBPSK波2逓倍器eoBPF2f基準搬送波再生回路PLL1/2分周器基準搬送波f(a)〔V〕10振幅00πππei00π時間〔s〕図1振幅〔V〕12feoABC(b)01cos4πft+2πs2cos2πft+2πs2π2π狭い広い振幅〔V〕f基準搬送波時間〔s〕3cos4πft+πsπ狭い(c)04sin4πft2πs2π狭い時間〔s〕5sin4πftπsπ広い図2

答え:1


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