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平成26年(2014)年01月期 無線工学B A-20

平成26年(2014)年01月期 無線工学B A-20

A-20次の記述は、平衡給電のアンテナの入力インピーダンス測定法について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1)一般にネットワークアナライザは不平衡系であり、ネットワークアナライザでAアンテナのような平衡給電のアンテナのインピーダンスを測定する場合、付属の不平衡ケーブルを直接接続するとアンテナ上で電流の不平衡が生じ、測定ケーブルに漏洩電流が流れて誤差を生ずる。このためバランを用いて対応しているが、バランの周波数特性により適用範囲が限定されたり、その効果を定量的に把握するのが難しいので、バランを測定周波数帯毎に変えて繰り返し測定する必要がある。(2)バランを用いないで測定する場合は、測定するアンテナを地板の上に構成すればよい。図1に示す給電点で対称な構造をもつ方形ループアンテナの場合は、図2に示すように、図1の方形ループアンテナの縦方向の長さl〔m〕の上半分(l/2)を地板の上に設置すれば、地板のB効果を利用して測定できる。この状態で測定したインピーダンスは、自由空間に方形ループアンテナがある場合の測定値のC倍になる。ただし、地板の半径r〔m〕を測定するアンテナの大きさの尐なくとも2波長以上にする。ABC方形ループアンテナw:幅〔m〕1J形イメージ(影像)1/4w/2w/2地板23J形半波長ダイポール回折イメージ(影像)21/2給電~l/2l/24半波長ダイポール回折2l/25半波長ダイポールイメージ(影像)1/2点rw/2w/2同軸線路短絡図1図2

答え:5


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