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一陸技 令和2年(2020)年11月期2 無線工学B B-04

一陸技 令和2年(2020)年11月期2 無線工学B B-04

次の記述は、超短波(VHF)帯の地上伝搬において、伝搬路上に山岳がある場合の電界強度について述べたものである。内に入れるべき字句を下の番号から選べ。(1)図において、送信点Aから山頂の点Mを通って受信点Bに到達する通路は、①AMB、②AP1MB、③AMP2B、④AP1MP2Bの4通りある。この各通路に対応して、それぞれのアを、Ṡ1、Ṡ2、Ṡ3、Ṡ4とすれば、受信点Bにおける電界強度Ėは、次式で表される。ただし、山岳がない場合の受信点の自由空間電界強度をĖ0〔V/m〕、大地の反射点P1及びP2における大地反射係数をそれぞれṘ1、Ṙ2とする。Ė=Ė0(Ṡ1+Ṙ1Ṡ2+Ṙ2Ṡ3+イ)〔V/m〕・・・・・・・①M(2)送信点Aから山頂の点Mまでの直接波と大地反射波の位相差を∅1〔rad〕及び山頂の点Mから受信点Bまでの直接波と大地反射波の位相差を∅〔rad〕とし、Ṙ1=Ṙ2=−1、|Ṡ|=|Ṡ1|=|Ṡ2|=|Ṡ3|=|Ṡ4|とすれば、2AHĖ=Ė0式①は、次式で表される。×|Ṡ|×{1−e−j∅1−e−j∅2+ウ}〔V/m〕・・・②ℎ1P1P2Bℎ2式②を書き換えると次式で表される。ddĖ=Ė0×|Ṡ|×(1−e−j∅1)(エ)〔V/m〕・・・・・・・③12(3)式③を、電波の波長λ〔m〕、送受信アンテナ高ℎ1〔m〕、ℎ2〔m〕、山頂の高さH〔m〕、送受信点から山頂直下までのそれぞれの水平距離d1〔m〕及びd2〔m〕を使って書き直すと、受信電界強度の絶対値Eは、近似的に次式で表される。E≒|Ė0|×|Ṡ|×|2sin(2πℎλd11H)|×オ〔V/m〕Ṙ1Ṙ2̇42−j(∅1+∅2)−j∅22πℎH)|

答え:1,7,3,9,5


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